針なしホッチキスの仕組みと原理

針なしホッチキスのラインナップ

 

 

KOKUYOの針なしホッチキス「ハリナックス」は、事務作業におけるいろいろな用途に対応できるよう、数種類のタイプを用意しています。

 

基本的にはハンディタイプと卓上タイプに区分され、ハンディタイプでは4枚タイプ、5枚タイプ、8枚タイプがあり、卓上タイプでは2穴タイプと12枚タイプがあります。

 

ハンディ4枚タイプは1箇所どめや仮どめに最適で、ハンディ8枚タイプは外れにくいとじ穴を採用して、しっかりとじられます。

 

卓上2穴タイプはファイリングに便利で、卓上12枚タイプは会議書類などに適しています。

 

さてこの針なしホッチキスですが、特にKOKUYOが力を入れて展開しているということで、実は他社でも展開している製品があります。

 

カナダのHUMANS社では「ミニステープル・フリーステープラー」をエコホッチキスとして展開しています。原理としては、紙に細いベロ状の切り込みが入り、同時にできた別のスリット状の切り込みに、ベロ状のものが裏返されてスリット穴に差し込まれるというもので、KOKUYOのものよりちょっとシンプルになっています。

 

ちなみにとじ穴は本体と同じ縦向きにできるので、ダブルでとじることができます。小型の製品なので、普通のコピー用紙で最大4枚ととじる程度の能力となります。

 

他にもサンスター文具の「ペーパーステッチロックタワー」や、PLUSの針なしホチキスが販売されています。ただKOKUYO以外のものはちょっとファンシーグッズ的な要素が強く、実際の職場で使おうというのなら、やはりKOKUYOの製品を選ぶことになるのかもしれません。